1989年5月23日(火)「赤旗」追跡女子高生監禁殺害事件 《4》
昨年六月ごろ、近くに住む友人に、父親から「子どもの非行のことで相談したい
のだが、いい先生はいないだろうか」と電話がありましたが、翌日には「夫婦で相
談したが大丈夫そうなのできのうのことはなかったことに」と断りがありました。

父親は、酒の席で支部の人たちに「家が荒れて大変だ」と話したことがありま
したが、それ以上の突っ込んだ話にはなりませんでした。支部にCの非行の話が
伝わったのは事件後の今年一月末。Cが別の事件で逮捕されたときでした。
「息子がひったくりで逮捕された」という内容でした。

1989年5月28日(水)「赤旗日曜版」
昨年、「息子が大きくなっていろいろたいへんだよ」ともらしていました
が、支部に相談するというふうで はありませ んでした。
 二男が 傷害事件を 起こし、ことし一月下旬に警察につかまったときは、翌日
支部に報告。支部も弁護士を紹介するなどすぐに対応し、またなにか起きたらみ
んなで協力するからと激励しています。しかし、このときも、以前の非行事件に
ついては話していません。