ユノはベッドに腰を下ろし、チャンミンの首すじに手を回して グニュグニュと揉むように触れながら、チャンミンの顔を覗き込んだ。 「チャンミナはどうして自信持てないんだろうな〜 俺がチャンミナだったら、常に自信満々なのになぁー」 鼻が引っ付きそうなくらいの距離で笑いながら言うユノに 「ユノヒョンは今でも常に自信満々じゃないか」と言い唇を重ねた。 「そんな事ないさ、たまには自信無くなる時もあるよ。 そんな時チャンミナの才能がうらやましくなる」 キスの合間に囁くユノの言葉にチャンミンは パッと顔を離し、 「ヒョンが!?僕を?羨ましい?」信じられない!とでも言いたげに 驚いた。 ユノは離れたチャンミンの頭を引き寄せ、 「…チャンミナ…その話はまたあとで。…ほら集中して…」 耳元で囁き、そのまま舌で耳の中を舐めまわした。 「…あ…」甘い声をあげ、チャンミンの肩がキュンとあがった。 「あー   ヒョン…   いやだ…    そこ…  もうやめて あ…  ヒョン    そこ…」 せつなげにあげるチャンミンの哭き声を聞きながら、ユノは執拗に同じ所を攻め 「チャンミナ…   いやなの?   欲しいの?   どっち?」 片手でチャンミンの頬を撫でた。 「…チャンミナ…    好きだよ…   可愛いチャンミナ… 好きで好きでたまらない…」 「…   あー  ヒョン…  …」 朦朧とする意識の中で、うっすらと目を開け、ユノの顔を見た。 愛しそうに自分を見つめるユノと目があい、 大好きなユノと愛し合える幸せ、見つめる事の出来る幸せをかみしめ、 両手を掲げてユノを求めた。 「…ユノヒョン…   きて…    」 チャンミンの求めに応えるようにユノは無言でチャンミンの両足を持ち上げ、 ゆっくりといたわるように、挿しいれた。 電流がはしったようにビクリと身体を一瞬仰け反らせ 「…   はぁー   」と深く吐息を吐きだし チャンミンは両手でユノの背中を引き寄せた。 「ユノヒョン…    愛してる…」 近づいたユノの耳元で囁き、背中に回した手に力が入る。 「…  あー   ユノヒョン…   もっと… もっと…    もっときて…」 「…チャンミナ…いいの? 大丈夫? 痛くない?」 ユノはうわ言のように吐き出すチャンミンの言葉を受け、 心配そうにチャンミンの頭を抱えて、耳元で囁いた。 チャンミンは目にうっすら涙をにじませ、 何も言わずに首をふる。 ユノは両手でチャンミンの頭を持ち、激しくキスを交わし 熱くもえるチャンミンの中へ深く深く入り込んだ。 「あ…    あ…     あ…」 ユノの口で塞がれているにもかかわらず、突き上げられる度に 漏れる哭き声が段々大きくなっていく。 ユノも我慢出来ずに、唇を離し、 「う」と声をあげ、ハァハァと荒く息をして チャンミンを満たしていく。 塞がれた口が解放され、チャンミンのせつなく狂おしい哭き声が 響き渡る。 「…  ユノヒョン…   ユノヒョン…   ユノヒョン…  」 チャンミンの指先がユノの背中に食い込んでいく。 「チャンミナ…」 ユノは仰け反り涙ぐむチャンミンの上半身を抱き起し、密着して抱きしめた。 「…チャンミナ  大丈夫? 」 離すと倒れそうなチャンミンの身体を強く抱きしめながら 優しく囁いた。 「…ユノヒョン…  おねがい…  」 チャンミンは涙目で懇願するようにユノを見つめる 「…おねがい…  なに?  チャンミナ  言って…」 そう言われてもしばらくはギュッとユノの首に手を回したまま、 ハァハァと苦しげに肩で息をしていたチャンミンだったが 体中を真っ赤に染めながら、ユノの頬に触れ、 「…  おねがい…  ヒョン…  いかせて…」 小さな声で囁いた。 ユノはチュッとチャンミンの手にキスをして、 繋がったままだった箇所を外して、チャンミンの向きを変えようとしたが チャンミンはイヤイヤと首を振り 「ユノヒョンの顔が見ていたい」 そう言って正面から両手を広げた。